協会認定制度サービス開始

認定登録制度

 現在、防球ネットには管理基準が確立されていない為、既設の防球ネットを調査する際に図面や当時の資料がない場合が多く見受けられます。
 その為、防球ネットの改修や補修工事に構造的な根拠や的確なアドバイスができないだけでなく、隣接する擁壁や法面等の付帯工事における対処方法にも明確な回答が難しいこともあります。
 これらのことから、当協会では防球ネットの維持管理方法に対するルール又は何らかの制度が確立されるまで当協会会員への有償サービスとして、施設登録制度を試験的に行います。制度の内容は以下の通りとなります。
 防球ネットに対する初めてのPDCAサイクルにより、指針及び管理方法を確立させていきたいと考えておりますので、ご協力の程よろしくお願い致します。

制度内容

  • 設計図、構造計算書、工事完了報告書を当協会が存続する限り又は何らかの制度が確立されるまで資料を保管し必要な時に提供します。
  • 設計図及び構造計算は協会内で審査され、問題点があれば改善方法をアドバイスします。問題がない製品は当協会に登録されます。
  • 設計図を変更する場合には、同等品に対するアドバイスをします。
  • 施設管理者に定期的に点検時期や改修時期の連絡をします。
  • 施設完了時の点検及び改修方法のアドバイスをします。
  • 管理施設で発生した問題に対してアドバイスをします。
  • 登録内容は当協会員で共有されます。

表記方法

鋼管柱の場合は地面から1m程度の部分にシリアルナンバー付き協会シールを貼り付けます。
コンクリート柱の場合は規格碍子部分に協会シールを貼り付けます。
貼り付け個所数は1個所/20本とします。

シール見本
(鋼管柱)

シール見本
(コンクリート柱)

対象施設

2024年6月以降に新設されるH=15m未満の防球ネットを対象とします。