既設防球ネット点検サービス開始

 既設防球ネットの点検作業を施設管理者で行うことが難しい場合、または点検した内容を台帳化し今後の新設または改修プランを含んだ長期計画をたてるのが難しい場合は、当協会員が業務として施設管理者と一緒に点検及びプランニングを行いLCCを考慮したアドバイスを行います。

点検内容

  • 既設防球ネットの点検業務を当協会員が行います。また、点検時に施設管理者の方々に講習を行うことも可能です。
    例:対象施設が多い場合、全域を数個所のブロックに分けて各ブロックで代表施設を決めてセミナー+点検を行いま す。そこで講習を受けた管理者が担当施設の点検を行います。
  • 点検した施設の現況、改修方法、次回点検時期、注意点を台帳化し管理方法をアドバイスします。
    例:台帳には改修方法(製品の選択や工事方法)、次回点検時期(安全性が担保できる期間の明示又は改修後に安全が確保できる期間)、注意点(各施設の使用状況「競技」状況、立地条件、周辺環境によりアドバイスを行う)が記載されます。
  • 点検内容及び台帳は当協会でも保存され、協会員で共有されます。

 当協会は、現存している防球ネットの全数検査をいち早く完了させ、安全で安心できるスポーツ教育に誠意ある対応をしてまいります。
 たとえ改修が諸事情により難しい場合にも施設管理者がどこに危険が潜んでいるかを理解していれば、災害時等の緊急事態に対処できると考えています。防球ネットが設置されている施設は広域避難場所及び避難所に指定されていることが多いので危機管理として点検業務は重要です。