既設防球ネット点検業務

 既設防球ネットの点検作業を当協会に所属する検査員が「既設防球ネット点検マニュアル」に則り行います。
点検内容と費用は下記の通りになります。

点検対象施設

  • H=4m以上~15m未満の防球ネット、防球フェンス、防矢ネット、防風ネット(防砂・防塵含む)、バックネット。
  • 教育施設、スポーツ施設、公園、工場(環境施設)。

点検内容

  • 「既設防球ネット点検マニュアル」に則り各防球網に対して、協会から指導を受けた検査員が点検を行います。
  • 点検結果は報告書として施設ごとに作成し、台帳にて複数施設をまとめてご報告します。
  • 現在の状況、改修時期、改修方法、管理者による次回点検時期及び点検ポイント、協会による次回点検時期(要望)、
    対象施設における防球網の選択方法を構造をメインに検査していきます。
  • 金属柱の場合において基礎柱脚が土草で覆われている場合は、柱脚部検査が3箇所/種別ランダム検査となります。
    また、10㎝以上土砂に埋もれている場合は別途検査となります。
  • 点検後に報告書提出と共に注意点や改修方法のポイントを検査員から説明します。
  • 点検を検査員に同行して検査立ち合いすることやセミナーを行うことも可能です。
  • 点検結果は協会内で保存され協会員で共有し該当施設の施工時のポイントとして役立てます。

参考価格と範囲

 維持管理施設8~15施設想定

参考価格総主柱本数高さ種別コンクリート柱金属柱
20本以内3種類以内6万円8万円
30本以内4種類以内8万円10万円

※検査地により経費が必要になる場合があります。
※高さが15mを超える工作物は別途ご連絡ください。検査内容により価格が異なります。

必要資料

  • 対象物の図面や資料がある場合はより詳しい検査ができるので、なるべく多くの資料を集めてください。
  • 対象物施設配置図(どこに何があるか簡単で問題ないので配置図をご用意ください)。
  • 各対象施設の連絡先(検査工程は作成しますが、検査状況により時間が変更になることがある為)。

 当協会は、現存している防球ネットの全数検査をいち早く完了させ、安全で安心できるスポーツ教育に誠意ある対応をしてまいります。
 たとえ改修が諸事情により難しい場合にも施設管理者がどこに危険が潜んでいるかを理解していれば、災害時等の緊急事態に対処できると考えています。防球ネットが設置されている施設は広域避難場所及び避難所に指定されていることが多いので危機管理として点検業務は重要です。